顧客サポート
パナシアでは、製品の
持続的な事後管理サービスを
確認することができます。
NEWS
NEWS
2016年1月1日以降の建造船舶はTierⅢ規制の対象になるため、窒素酸化物の低減技術を適用する必要がある。その中でもSCR SYSTEM(選択触媒還元脱硝装置)が特に注目されている。
Clarkson発表した資料によると、2007年を基点にECA(Emission Control Area)地域を航海する船舶又は海洋プラント等において、TierⅢ規制を満足させる為の設備設置の実績が急増したことを確認している。これはNOx税を免れるために船主が主導的に装備の設置を選択していることとして見ることができる。
パナシアは数年にかけて開発してきた自社のSCRシステムをPSV(Pipe Supply Vessel)、FSU(Floating Storage Unit)、Drill Shipなどに納入してきた実績に続いて、この度、サンスン重工業が建造する欧米船主向けの180,000m3LNG船1隻にOption1隻、157K 油槽船3隻に対してのSCRシステムの契約を締結した。
特に今回のサムソン重工業との契約は、反応器、AIGユニットをモジュール化することで、設置面積縮小を実現し、ユーザーの便宜性をさらに追求した新型装置PaNOx SV2.0を提案しており、
造船所や顧客から高い評価を頂いている。
今回のサムスン重工業から受注したPaNOx SV2.0は2018年上半期に納品する予定であり、そのプロジェクトを成功させる為、独自の分析技術とポータブル分析機を導入して、顧客のニーズ要件を最大限満足させる為に万全の体制を整えている。
又、パナシアのSCR受注は船舶/海洋プラント分野だけではなく、LNG複合火力発電所向けのSCRシステムをウルサン/ピョンテク/ハナムに納入しており、米国のキャリフォルニア地域においても産業用ボイラ、発電設備へ供給する等実績を積み重ねている。去年の年末にはGE PSKからチェジュ複合火力発電所向けの脱室/脱硫低減装置の受注を新たに成功させた。
パナシアの研究開発部署によると“韓国のSCRメーカーとしてEIAPPスキームB認証を初めて獲得したこと、陸上/海洋向けの実績を同時に保持したこと、2020年からの新たなSOx規制向けの脱硫設備(PaSOx™)の販売も控えていて、今後も環境設備専門会社としてさらに飛躍したい”と話している。