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パナシア、スクラバー新バージョンの商用化間近
先月ロンドンで開催された国際海事機関(IMO)海洋環境保護委員会(MEPC)第70回会合では、様々なホットイシューについて議論された。その中でも注目すべきことは断然、BWTとGHG (Green House Gases) Emission Air pollution Conventionに関連するもので、特にECA地域外の他の地域の硫黄酸化物(SOx)の規制の時期を2020年から開始するとして規制開始時期が早められることになり、SOxスクラバーの需要が本格的に開始するものと予想される。
これはDe-SOxスクラバーメーカーには朗報に違いない。De-SOxスクラバーを生産、供給するパナシアは、最近新バージョンのPaSOx™(V2)の商用化を控えて、来るべき市場に備えている。
PaSOx™は、2014年パナシアのテスト用バージ船で、実際の船舶用補助エンジンによりPilot Testを正常に完了し、SOx除去率は98%以上でECA内0.1%Sという規制値を満たし、優れた性能を示した。
また、パナシアは当該技術の開発過程でCase Studyのために船舶運行環境の実質的なEmission Gas Control実験が可能な独自の設備を構築した。
Emission Gas Cleaning System Pilot Test Facilityと呼ばれるこの設備は、パナシアの脱硝設備であるPaNOxを経てPaSOxスクラバーまで順次実験が可能なように構成されている。
これは、2ストロークと4ストロークのエンジン運行条件を実装することによって、顧客の多様なニーズに合わせて実験ができるように準備されており、追加の開発と製作に必要な技術確保において重要なポイントとして活用される予定である。
造船業界の関係者は、「強化された環境規制によるグリーン資機材の新たな市場形成とそれに伴う高いCAPEXにより現存船のスクラップ年限を前倒しすることで、長期的な新造需要の増大を期待している」と伝え、
「現在の深刻な不況に直面した韓国造船や資機材産業がこれ先取りするためには、グリーンコア技術を開発するための政府と産学研の緊密な協力が必要だ」と述べた。